リペアクラフト日記


使用機材の紹介

公開日:2015/04/02

ハイエンドミュージックは楽器販売もしていますが、今はリペア業務が99%と言っても過言ではありません。

またリペアにおいて、クオリティを高く、また効率の良い作業のために限られたスペースですが、工具などにはそれなりのこだわりがあります。

その工具の一部をご紹介させていただきます。

まず欠かせないのがこの工具。

image

歯科技工士が使うルーター(ハンドピースエンジン)
kavoと言うドイツのメーカーのものを使っています。

この工具がないとなかなか細かな作業はこなせません。

先端のビットも様々な種類のものを使っています。

続いてたかがチューナー、されどチューナー、、、

image
ピーターソンのストロボチューナーです。

これは高かった。そもそも買うつもりなんてなかったんですが、、、

バズフェイトンチューニングのアコギなどにインストールできるライセンスを取るときに、絶対にあった方がいい、と言うことで思い切りました。

結果的にこれはほんと買ってよかった。

やはり精度がいいことはもちろん、慣れるとすごく使い勝手が良い。

細かなチューニングや音程の狂いなどをデータ化するにも必須のアイテム。

もちろんBFTSにはなくてはならないアイテムです。

続いてバフマシン

image

これは結構最近購入。
今まではランダムサンダーだったのを思い切って導入。
結果的に時間削減が半端ない。
半日かけてた作業が1時間かからない。
しかも仕上がりも良い。
いいことづくめなバフマシン。

このてのサイズのもので実用的なものは国内だとオーダーしかなくて割高すぎて諦めてましたが、さすがはstewmac。
安くて早くて物も良い。

続いてはネックジグ

image

これはもう店始める時から導入してます。
やっぱり精度も上がるし、精度があがるから結果的に作業も楽になるし、指板修正にしても、すり合わせにしても削る量が最小で済む。

これはすごく大事で、削る量増やせば嫌でも辻褄はあうけど、それでは意味がない。
質量変化が大き過ぎてもダメ出し、フレットなんかも高さがどんどん低くなる。

なので絶対はずせないツール。

続いてバンドソー
image

これははっきり、、、でか過ぎた。
14インチのバンドソーなのです。

スペースに限りがあるから10インチでもよかったかなぁとも。

でも馬力は流石は大型。サクサク綺麗に切れます。
将来的にも幅広く作業できるからまあ良かったと思うようにしてます。

続いてベルトサンダー、糸鋸盤、カンナ盤

image

この辺も出来ることなら大型が欲しいし、ユニバーサルサンダーなんであった日には最高ですが、
リペアがメインなのでこれで十分。
あとは写真に写ってないけどボール盤。

細かいところでいくとルーターテーブルとルーター3つくらい。
インパクトドリルとかもある。

徐々に増やして来たけど、最終的には製材から出来るレベルで揃えようと思ってて、
結果的になんとかそのレベルに到達したと思います。

番外編
塗装ブース
image

まぁ狭いですが、密閉できるのと中は完全防水なので水洗い可能。
これでダストも怖くない。。。
ちなみに自作です。

とまぁ、メーカーさんや工場などと比べると小さく馬力のない工具もありますが、
リペアに注力していますので、結果的に今の工具は使い勝手がいいです。

フレット交換 gibson les paul custom 70’s

公開日:2015/04/01

フレット交換ですね。

オールドと言うこともあって過去にもリフレットされたことのある個体です。

続きを読む

WEBサイトをリニューアルしました。

公開日:2015/03/31

いつもご利用、ご愛好いただきましてありがとうございます。

今年で6年目になり、WEBサイトも開業当時のままでなかなか更新もままならなかったため、このたび思い切って更新することにいたしました。

ブログを更新しやすいシステムにしましたので、私のずぼらな性格を改善できれば、今まで以上に面白いサイトにできる!と思っています。

日々のリペア業務や、道具、施工方法の紹介や、セルフメンテナンスなどのノウハウもご紹介できるかと思います。

これからもますます精進してまいりますので、引き続きご愛好よろしくお願いいたします。

BFTSのチューニング方法

公開日:2015/03/30

ピーターソンやその他専用のチューナーを用いて行うのがベターですが、通常のチューナーやご自身の耳で合わせることも可能です。

チューナーを使ってあわせる場合
基本的にすべてEの音にあわせます。

1弦E音 開放弦を合わせます。
2弦B音 5Fを押さえてあわせます。
3弦G音 9Fを押さえてあわせます。
4弦D音 14Fを押さえてあわせます。
5弦A音 7Fを押さえてあわせます。
6弦E音 12Fを押さえてあわせます。

チューナーの耳で合わせる場合も同様に1弦の開放を何かの基準音に合わせてから同様にあわせていきます。

BFTSのロジックでは開放弦での音程を最大2セントずらしています。
人間の耳では3セントまでのずれはほとんど聞き分けることは不可能です。
(厳密にはオクターブの関係で低音側がプラス3セントになると音楽をしている人は聞き分けられます)

詳しく知りたい方は個別に聞いてください。

BFTS(バズフェイトンチューニングシステム)に対応しています

公開日:2015/03/16

バズフェイトンチューニングシステムとは?

BFTS
バズ・フェイトン・チューニング・システムは、ギターのコードの響きが濁ることについて、これを解消するようにイントネーションを調整するシステムのことです。これは、ギタリストのバズ・フェイトンによって考案されたシステムになります。

続きを読む

リペア・修理に関するお問い合わせはコチラ

ページの先頭へ戻る