Martin D28 ブリッジ再接着
経年変化や弦の貼りっぱなしでどうしても生じるブリッジ剥がれ。
写真では少しわかりにくいかと思いますが、弦の力に負けてネック側にスライドする形で剥がれています。
ネック側のブリッジのキワの塗装が縮んでしまいめくれています。
まずは熱を加えて、ブリッジを剥がします。
ここは写真撮りたかったのですが、熱を使うときは手を離せない、止めれないので写真なしです。
剥離した後はブリッジ裏の接着剤をサンディング、荒いヤスリでかるく足つけ。
同様にボディ側も接着剤をしっかりとります。
次にタイトボンドをブリッジ下部及びボディに塗ります。
はみ出る分は拭き取るので気持ち多めに塗ります。
しっかりクランプを掛けて48時間置きます。
タイトボンドの説明書には24時間と書いてますが、面積がやや広いので長めにクランプ。
ブリッジクランプのジグは懐の深いクランプを幾つか買って試したのですが、このやり方が結局一番確実でした。
また年式によってはニカワを使う場合もあります。
ニカワにはニカワの良いところがありますが、タイトボンドにはタイトボンドの良いところもたくさんあります。
この後は軽く調整をして弦を張って完了。