Fender CS リフィニッシュ、レリック
フェンダーカスタムショップのストラトです。
写真はリフィニッシュの為に色を吹いた後です。
写真ではまぁオリンピックホワイトに塗っただけに見えます。
実はこのギター、もともとはサンバーストのギターです。
オーナー様のご意向でマルチレイヤーのレリックにしようとなりました。
元々レリックでしたので、オリジナルの状態で傷があった部分の塗装ハゲ部分を同じように処理していきます。
クラック処理、エルボーコンターなど参考資料としていただいた物に近づけていき仕上げました。
60年代のオリンピックホワイトは現存するオリジナルでも不思議と焼けていないものが多いです。
まぁ、不思議と言うのはあれですが、焼けていない理由はトップコートを吹いていないためです。
今回もその風合いを出す為トップコート無しの仕上げです。
光の入り方で色が変わるのもギター塗装の醍醐味ですね。