Gibson ヒスコレ フレット交換
ヒスコレのレスポールスタンダード、59バーストですね。
トップのトラが美しい。。。
もともとタバコバーストだったカラーをリフィニッシュでチェリーバーストにされたそうです。
フレイムがびっちり入っていて美しいですね。
作業はフレット交換一式。
すり合わせでもなんとかいける高さでしたが演奏性を考慮し、打ち合わせの末フレット交換させていただくことに。
51108サイズでリフレット、高さもしっかり出てギブソンによく馴染むサイズです。
このアングルに様式美を感じます。
とても良くなるギターでした。
またこのギターは近年のギブソンには珍しい、ネック強度がかなり高く、その分バリッとしたサウンドでした。
ネックジグに乗せ作業する時に、ダイヤルゲージの数値でネックの反り具合がある程度数値化されますが、平均値の2/3ほどの数値でネックがテンションに負けず張っていることがわかります。
この辺もリペアしていて面白いところで、良くなる、いいトーンのギターには必ず他とは違う何かが潜んでいます。