リペアクラフト日記

Plek(プレック)を用いての修理・調整、お承りしています。

公開日:2022/08/19

【Plek】ギターのスキャンとフレットすり合わせ

ハイエンドミュージックでは2022年7月にPlekを導入し、自社製品であるInfiniteブランドの楽器の仕上げをPlekを用いて行い、これまで以上に製品個体のムラ、いわゆる個体差をなくすことに成功しました。

自社製品の仕上げだけではなく、リペアでもPlekを最大限に活用できないかと考えた結果、これまでは手作業で行っていたフレットすり合わせとフレット交換にもPlekを用いて、フレットの削り量等の無駄を最小限に、クオリティをより確実にしたサービスを皆様に提供させていただくことにしました。

しかしPlekを通すことで、どういった事が数値と共に明確になり、どういった作業が行われるのかを具体的にはご存じでない方が大多数かと思います。

実際に私たちもPlekを導入するまでは正直ピンときていない部分もありましたが、導入した際には、ここまで細かく数値化・解決ができるのか!と驚愕させられました。

この記事ではPlekを用いてのフレットのすり合わせをなるべく細かく解説させていただきます。

施工内容・料金については こちらをご覧ください。http://shop.12msic.com/plek/embed


まずはPlekに楽器をセッティング

Plekプレック

Plek本体です。大きさはだいたい電話ボックスほどですかね。最近あまり見かけませんが…。

エレキギター、ベースはもちろんアコースティックギターやウクレレ等も計測可能です。

こんな感じにセットします。

まだまだ何が行われるかイメージできません。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Plek2-min-662x883.jpg

スキャン開始!!

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Plek3-min-662x883.jpg

ドアを閉めて早速スキャン(計測)スタート。

やや分かりにくいですが画像中央の四角い箱の先端に尖ったツメがあり、指板や各弦の全フレットをツンツンし、なんなら弦を弾いたりしながら自動で計測を行います。

これが噂に聞く1000分の1ミリ単位での計測というやつです。

ネックおよび指板の反りを確認

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Plek4-min-662x497.jpg

計測が終わればネックのリリーフ(反り)具合とフレットの高さを表したデータが出てきます。針みたいなのが縦にニョーンと出て並んでいるのがフレット、その台座になっているのが指板です。

台座(指板)がぐにゃっと湾曲しているので、これだとネックが随分と順反っているということが分かります。なので一旦ギターのトラスロッドを回してネックの状態を安定させます。

ちなみにこの画像は3弦位置のデータですが、もちろん各弦ごとのデータを見ることができます。

つまり、1弦側はあまり反ってないけど6弦側は物凄く反ってるな…、ということはネックがねじれている!なんかも分かるということですね。

フレット削り量を計測

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Plek5-min-662x497.jpg

ネックの調整を行い、再度計測したら次に見ていくのがこちらのデータ画面。

パッと見た感じだと、なんじゃこりゃって感じの画面ですが、各弦の各フレットの高さを横から見た図とでも言いましょうか。って言われても全然よく分かんないですよね。語彙力が小学生ですみません。一応義務教育は出てます。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Plek7-min-1-662x496.jpg

つまり全フレットのこのあたりを物凄く細かく各弦ごとに表しているということです。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Plek8-min-662x115.jpg

6弦をクローズアップした図です。オレンジ色の点線が現在の各弦のフレット高、緑色の点線がフレットを削った後のフレット高になります。

この緑色の点線をコンピュータで丁度良いところまで動かしていき理想の削り量とフレット高を数値と共に導き出します。

フレットカット

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Plek6-min-662x883.jpg

理想のフレット高の計算が終わればいよいよフレットカットです。

弦を外してセッティング。やはり弦は外す必要があるので、工程が全て完了した後の交換用の弦はお客様でご用意をお願いします。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Plek9-min-662x883.jpg

フレットカットをする前の状態です。なかなか減ってますね。大事にたくさん弾いてもらったんだろうなとしみじみ感じます。about:blank画像画像ファイルをアップロードするか、メディアライブラリから選択、または URL を追加してください。アップロードメディアライブラリURL から挿入

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Plek10-min-662x883.jpg

15分ほどでフレットカットが完了です。いい感じにキレイにカットされましたね。フレットにある細かい傷は計測時の爪痕なのでこれに関しては手作業で除去します。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Plek11-min-662x381.jpg

ちょちょいっと研磨して

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-662x883.png

バフバフっと鏡面にすると

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Plek13-min-662x883.jpg

完成です!めちゃくちゃキレイに仕上がりました。Plek前のフレットと見比べてみるとつまり

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Plek14-min-662x334.jpg

これがこうなってこうということです!

次回お持ち込みいただいた際にも

最後の仕上げに確認として、ネック・弦高・オクターブの微調整を手作業で行い終了となります。

最終セットアップ後に再度Plekにてスキャンを行い、データを保存します。

次回お持ち込みいただいた際には、「前回と同じ状態に仕上げてほしい。前回よりもやや低めの弦高に仕上げてほしい。」等のご要望をお伝えいただければ、前回のデータを元に仕上げることが可能です。

つまりこのデータはあなたの楽器のカルテのようなものとなります。

次回お持ち込みいただいた際にも変わらない弾きやすさになるように仕上げることが可能です。

気付かないうちにあなたの大切な楽器にも予期せぬトラブルが起こっている!かもしれませんよ。

そんなトラブルを数値化・見える化して、より良い楽器の状態を明確にしませんか?

皆様のお問い合わせを心よりお待ちしております。

施工内容・料金については こちらをご覧ください。http://shop.12msic.com/plek/embed

朝日新聞に取材していただきました。

公開日:2021/09/12

大阪版にはなりますが朝日新聞に取材をしていただきました。

記者の宇野さん色々とありがとうございました。

デジタル版でもご覧いただけますのでよろしければご覧くださいませ。

https://t.co/2cX8hCqJXX

特許出願のお知らせ

公開日:2020/11/20

この度株式会社ハイエンドミュージックは、自社製品Infiniteの製造工程に用いております工法「小菊ロジック」の特許を出願致しましたのでご報告させていただきます。
今後とも、Infiniteをよろしくお願い致します。

プレスリリース記事はこちら

価格改定のお知らせ

公開日:2020/09/18

平素はご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。

ハイエンドミュージックでは常に低価格、ハイクオリティをモットーに、リペアおよび自社ブランドinfiniteの製造に取り組んでまいりました。

しかしながら、昨今の各種原材料高騰、海外製品や部材の価格高騰、輸入および国内流通コストの高騰、敷いては人件費の高騰など現状の価格維持に於いては非常に厳しいものがございました。

 

つきましては誠に申し訳ございませんが、リペアおよびinfinite製品の価格改定を行わせていただきます。

 

2020年10月1日より共に新価格でのご案内とさせていただきます。

 

2020年10月20日まではご予約の受付のみとさせていただき、10月21日以降に順次ご対応とさせていただきます。

今回は勝手な価格改定であることから、以下のルールに則って据え置き価格での対応を行います。

 

 

リペアに関しまして

特設フォームよりお問い合わせをお願い致します。

2020年9月30日23時59分までを最終受付とさせていただき、それまでにフォームに記入いただけましたら現在の価格にてご案内させていただきます。(回答は順に行うため時間がかかることが予想されます、あらかじめご了承くださいませ)

特設フォームはこちら

リペア新料金表はこちら

 

 

infinite製品に関しまして

2020年9月30日までに、取扱店舗さまおよび弊社代理店宛にオーダー手続きを完了いただいたお客様に限り現在の価格にてご案内させていただきます。

取扱店舗・ディーラーはこちら

infinite新料金表はこちら

 
 

誠に勝手ではございますが、上記ルールに則り価格改定を行わせていただきます。

 

何卒よろしくお願い申し上げます。

 

リペア受注に関しまして

公開日:2019/11/01

いつもお世話になります。

リペア受注に関しまして誠に申し訳ございませんが、、ご新規のお客様のリペア受付はフレット交換、すり合わせ、ナット交換、セットアップのみの修理受付とさせて頂きます。
上記作業と合わせてほかの作業のご依頼は別途ご相談ください。

今まで弊社をご利用頂いたお客様、infiniteユーザーのお客様はは従来通り受付させていただきます。

また、納期に関しましても従来のようなスピーディな対応は難しくなります。

大変勝手申し上げますが、何卒よろしくお願いいたします。

リペア受注に関しまして

公開日:2019/09/22

いつもお世話になります。
代表の八田です。

長らくリペアの受注をストップしており大変ご迷惑をおかけ致します。

現在リペア受注が大変多いこと、また自社ブランドinfiniteギターの製造が多くのバックオーダーを頂き、時間に追われている、という状態です。

リペア、製造ともにしっかりとした時間を確保しクオリティを高めていくために決断が必要と判断いたしまして本記事を作成しております。

リペア受注に関しまして、今後の方針といたしまして新規のお客様のリペア受付はフレット交換、すり合わせ、ナット交換、セットアップのみの修理受付とさせて頂きます。
上記作業と合わせてほかの作業のご依頼は別途ご相談ください。

今まで弊社をご利用頂いたお客様、infiniteユーザーのお客様はは従来通り受付させていただきます。

また、納期に関しましても従来のようなスピーディな対応は難しくなります。

大変勝手申し上げますが、何卒よろしくお願いいたします。

料金一部改定に関しまして

公開日:2018/04/01

いつもご利用ありがとうございます。

この度、リペア価格に関しまして一部変更となりますことをご報告させていただきます。

仕入れ価格(リペア関連の原材料)の高騰は日々続いております、輸入関税なども数年前に上がっておりますが、その時から価格を上げたくないと思っておりキープしてまいりました。

しかしながら現状の価格を維持することが難しい部分も出て来ております。
(問屋さんよりも安いパーツ販売屋さんなどもあり、原価のままでパーツ供給していたり、赤字にて出していたこともありました)

つきましては回りくどくなりましたが、一部変更といたしまして、今まで全て税込価格としてさせていただいておりましたが、税別価格とさせていただきます。

ご迷惑おかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。

営業時間変更のお知らせ

公開日:2017/09/10

いつもご利用いただきありがとうございます。

営業時間に関しまして以下の通り変更させていただきます。

日曜のみ時間の変更となります。

旧)12:00-20:00 毎週木曜定休

新)12:00-20:00 毎週木曜定休
日曜のみ10:00-18:00

日曜は午前からの来店ご希望が多く、また夕方以降の来店が少ないため、
時間の変更をさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

【プレスリリース】Real Bossa Design のお問い合わせ窓口開設に関するご報告

公開日:2017/04/13

報道関係者各位
プレスリリース

2017 年4 月12 日
株式会社ハイエンドミュージック
レアルボッサデザイン

Real Bossa Design のお問い合わせ窓口開設に関するご報告

株式会社ハイエンドミュージックは双方合意のもと2017 年4 月12 日より、楽器メーカーレアルボッサデザインのアフターサポートおよび各種お問い合わせ窓口となりますことを告知させていただきます。

本件に関するお客様からのお問い合わせは、正確な把握と対応のため、原則メールのみでのご連絡受付とさせていただきます。

また現在、製品ラインナップ継続のためのライセンス生産契約に関しての話し合いも同時に進めております。

こちらにつきましては詳細決定次第、随時ご報告させていただきます。

各種お問い合わせは下記連絡先までよろしくお願いいたします。

株式会社ハイエンドミュージック
554-0002 大阪市此花区伝法4-2-8
bossa@12msic.com

PDF:Real Bossa Design のお問い合わせ窓口開設に関するご報告

>>株式会社ハイエンドミュージック代表からのごあいさつ


Press Release

HI-end μsic Enterprise Corporation
Real Bossa Design

Inquiry office was opened about Real Bossa Design

Hi-end μsic and Real Bossa Design decided that Hi-end μsic will be Inquiry office instead of Real
Bossa Design.

We accept only E-mail Inquiries,because We know exactly what for.

And now,We keep trying to consultation of product lineup.

We will contact you about that when it’s been decided

Hi-end μsic Enterprise Corporation
4-2-8 Denpo Konohana Osaka City Osaka Japan
bossa@12msic.com

PDF:Inquiry office was opened about Real Bossa Design

レアルボッサデザインに関するご報告

公開日:2017/04/13

株式会社ハイエンドミュージック代表取締役の八田(はった)と申します。

この度、かねてより打ち合わせを行ってまいりました、レアルボッサデザインに関する決定事項をプレスリリースとして打ち出させていただきました。

当社はBossa 製品に関し、アフターサポートおよび各種お問い合わせの窓口として機能していきますことをここにご報告させていただきます。

ことのあらすじはご存知の方も、そうでない方もいらっしゃると思いますが、同代表の瀬戸崎俊男さんがご病気になられたため、今後の事業継続が難しいとのお話をいただきま
した。

かねてより修理がメインの当社ではございますが、瀬戸崎さまのご家族とお話させていただく中で、当社になら任せても大丈夫だ、とありがたいお墨付きをいだだき、今回の運びとなりました。

プレスリリースにもございましたが、現在進行形で製品ラインナップ継続のためのライセンス生産契約につきましても、決定次第皆さまにご報告させていただきます。

今後とも株式会社ハイエンドミュージック並びにBossa をよろしくお願いいたします。

株式会社ハイエンドミュージック
代表取締役 八田 聡

>>【プレスリリース】Real Bossa Design のお問い合わせ窓口開設に関するご報告

瀬戸崎 俊男の娘の真麻です。

父の病気により、レアルボッサデザインの楽器製作ができなくなっており、皆様には多大なご迷惑をお掛けしておりました。

家族とも話し合いをした結果、父の信念や、ボッサのこれからをお任せできる方と判断し、この度ご縁のあった株式会社ハイエンドミュージック 八田様にこれからサポートしていただく運びとなりました。

つきましては、これからレアルボッサデザインを応援してくださっている皆様にもご納得頂けるように精一杯対応させて頂きますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

この度は本当に申し訳ございませんでした。皆様にお詫び申し上げます。

瀬戸崎 真麻

リペア・修理に関するお問い合わせはコチラ

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