Fender CS 1960リフィニッシュ
フェンダーカスタムショップのレリックストラトをリフィニッシュしました。
写真はアフターです。
元は傷や塗装落ちのあるレリックでした。
3tsbの赤がやや強く、またセンター部分の色味などがオーナーさまの好みと違っておりなりなおしたいなぁ、、、と相談を受け、、、
レリック仕上げでしたが今回はレリックせずいわゆる極薄のラッカーにて、赤をほとんど飛ばし、センター部分はややオレンジ色で仕上げさせていただきました。
今回の塗装はなかなか手を込んでます。
狙いは経年変化(短いスパンの2ー3年)で塗装痩せを起こし、自然な塗膜の食い込みを起こすためにあの手この手を尽くしました。
トップコートはとにかく薄い。
薄いからと言って吹き目で終わるような事はしてません。
吹き目の波を3000のペーパーで消してからのバフ掛けでしたので、ビビリまくりながらの作業です。
そして組み込み。
一旦組んだのですが、やはりパーツに対してボディが綺麗過ぎたので、オーナーさまと打ち合わせして、ひとまずほんの少しだけ拭き目の傷目を入れて完成です。
あとは弾き倒していただいてナチュラルに傷を増やしてもらいましょう。