辰巳元気(たつみ もとき)インタビュー
プロミュージシャン辰巳元気さんへのインタビューです。
辰巳元気 (たつみ もとき)Guitar/Composer/arrange
大阪出身 1983年生まれ。
家族のほとんどが音楽に携わり、幼少よりさまざま音楽に触れる。
小学生で初めてアコギを触り中学生の頃に姉の影響でエレキギターを始める。
高校時代はロックに憧れライブハウスや天王寺などストリートで演奏する。
次第にジャズやフュージョンといった音楽に興味を持ち、高校卒業後甲陽音楽学院に入学。
『土野裕司氏』に師事。Jazz、音楽理論、作曲などを教わる。jazz guitarist 『MIKE STERN』のレッスンを受ける。
現在、ライブハウス、BAR、レストランなどさまざまな場所で演奏し、その傍ら音楽専門学校、音楽教室、プライベートレッスンなど後進の指導にもあたっている。
リーダーバンド:Apple Jack
http://www.applejack-jazz.com/
使用機材
カスタム・調整内容
Sadowsky Semi Hollow
フレットをステンレスフレット(55090-S)、BFTSのインストール、PUをベアナックル(Mule)、サーキットのカスタム、全体調整。
Sadowsky エレガット
サイドポジションインレイ、ピエゾPU交換、プリアンプ調整、全体調整。
調整後インタビュー
八田:
いつもありがとうございます、メイン2本はともにSadowskyですね、よくできたギターなので特に不満はなかったと思いますが、、、
カスタム・調整後とその前で大きな変化はありましたか?
辰巳:
そうだね、以前はホローボディのテレキャスターだったけど、今は完全にこっちにシフトしてる。
かってすぐにフレットとか一式やってもらったけど、オリジナルのフレットが低かったことと、ピッチがすごく気になるから、BFTSはすごく興味があった。
フレットもステンレスも興味あったけどなかなか踏み込めない領域だったけど、いくつか店のデモ機を弾かせてもらって、ギターをチェックしてもらって大丈夫!!といってもらえたからやってみようと。
それで今回はやってみて大成功だったと思ってる。
八田:
ありがとうございます。BFTSはやはりピッチ感はすごく安定すると思います。複雑なボイシングも、シンプルなボイシングもすっきり収まりますし、副産物としてサスティンが伸びますしね。
ステンレスのフレットもBFTSとは相性がいいです、ほんとに減らないのでピッチもずっと安定しますから。
辰巳:
そうだね、今までは3ヶ月位するとフレット減ってきて、ポジションによっては結構きついことがあった。
今回はすでに1年近くたつけど全く気にならないね。
すごく当たり前のことだけど、楽器の状態をキープできるって言うのはすごく助かる。
少しの変化で演奏面においてストレスになることもあったけど、今はその辺が全くないから演奏に集中できるしね。
その時にPUとかサーキットも一式やってもらったけど、この辺もナイスなチョイスだと思います。
イメージを伝えてそれにマッチするのを提案してくれるのはすごくありがたい。
八田:
僕の仕事からするとステンレスのフレットにするとメンテナンスフリーになるので、仕事が減っていってしまうんですけどね・・・
でもプレイヤーの立場からすると確実にメリットが多いと思います。
サウンド面でもできる限り情報を仕入れて、自分で試したりはしてますので、ご提案できるように心がけています。
今回はマッチするご提案ができてよかったです。